2016年8月4日(木)
声上げ続けなければ
各地で「アベ政治を許さない」
|
「アベ政治を許さない」ポスターを一斉に掲げる行動が3日午後1時、全国各地で取り組まれました。参院選、都知事選後の初の行動となり、国会正門前には、約100人が集まりました。作家の澤地久枝さんが呼びかけた行動です。
同日、内閣改造で自民党の稲田朋美政調会長が防衛相に起用されることを受け、集まった人々は、「アベもいやだが稲田もいやだ」と声を合わせました。
横浜市保土ケ谷区の帯谷れい子さん(67)は、「生まれたからには、誰にでも生存権がある。それを脅かされたら声を上げるのは当然だ。声を上げ続けなければいけない」と話します。
千葉県船橋市の富永辰男さん(75)は参院選の結果にふれ、「自民党の議席が増えたからといって、行動をやめるわけにはいかない。このまま、安倍首相の思い通りにされたらたまらない」と意気込みました。
澤地さんのほか、作家の渡辺一枝さん、落合恵子さんが参加しました。
あいさつした澤地さんは、「都知事選挙の結果がどうなろうと、安倍内閣がどういう方向を向こうと、とにかく『アベ政治を許さない』という皆さんの気持ちがここに集まったと思います」と話しました。
落合さんは、「あきらめない私たちだと、ずっとアピールしていきましょう」と呼び掛けました。