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2016年8月4日(木)

高江の米軍ヘリパッド阻止を

貴重な自然壊すな

沖縄 全国から住民に連帯

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(写真)合唱を披露する西宮公同幼稚園の卒園生ら=3日、沖縄県東村高江

 沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド(着陸帯)建設強行へ、政府・沖縄防衛局が6日以降にも強行するとみられる工事現場に近い「N1裏」座り込みテントの撤去期限が迫る3日、貴重な自然を壊す工事は許さないと抗議行動を続ける住民に連帯し、全国から多くの人が訪れました。

 前日に続き、猛暑と昼すぎの豪雨に見舞われたこの日、座り込み現場の米軍北部訓練場N1ゲート前には、大宜味村など各自治体の「島ぐるみ会議」や「嘉手納爆音訴訟原告団」、日本共産党の渡久地修県議の地元・那覇市からマイクロバスに乗り合わせた党後援会の人たちが多数結集。県外からは大学院生の奥田愛基(あき)さん(24)らが駆けつけ、現場には歓声が湧き上がりました。

 奥田さんは、参院沖縄選挙区で新基地建設ストップを掲げる「オール沖縄」の新人が自民の現職大臣に勝利し、安倍政権に明確なノーを示しながら、選挙翌日から政府が着陸帯建設の資材搬入を強行したことについて、「こんな人間をなめた、議会制度とかまで危ういことにしてしまいかねない政治を本当にどうにかしないといけない」と語りました。

 毎年、今帰仁(なきじん)村にキャンプに訪れている兵庫県西宮市の西宮公同幼稚園の卒園生ら14人も立ち寄りました。キャンプの代表を務める男性(71)は、沖縄の自然を守ろうと集まっている座り込み参加者に「私たちは自分たちの地域で自然を大切にし、伝えていく活動に取り組んでいきたい」と訴え、一行による合唱が披露されました。


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