2016年8月1日(月)
あすから原水爆禁止世界大会
核兵器禁止条約を求める ヒバクシャ国際署名推進
「核兵器のない平和で公正な世界を」をテーマに、原水爆禁止2016年世界大会が2日から広島で国際会議を皮切りに始まります。6日にヒロシマデー集会、9日にナガサキデー集会が開かれます。
今年の世界大会は、秋の国連総会に向けて核兵器禁止条約をめぐる国連第3回作業部会と重なるように開かれます。禁止・廃絶に背を向ける核保有国や日本政府のような「核の傘」にある国を世界的な世論で追い詰めようというのが、「ヒバクシャ国際署名」運動です。セルジオ・ドゥアルテ元国連軍縮問題担当上級代表や核兵器廃絶の国際世論をリードしているメキシコ、ベネズエラ、マレーシアなどの政府代表をはじめとする海外代表と、日本国内の草の根活動家が熱く議論します。
世界大会は、歴史的ともいえる戦争法廃止の運動、野党と市民の共同が実現した参院選の直後に開かれる全国規模の大集会でもあります。市民と共同した野党統一候補として奮闘した山口選挙区の纐纈厚さん、熊本選挙区の阿部広美さん、市民連合の代表が連帯あいさつします。「戦争する国づくり」に反対し安倍政権を打倒するたたかいと、非核平和の日本の実現を求める平和運動が集う世界大会です。
「ヒバクシャ国際署名」運動では、原水爆禁止日本協議会(日本原水協)や原水爆禁止日本国民会議(原水禁)、労働、宗教など幅広い団体、個人による推進連絡会が7月に結成されました。国連総会に向けた署名のとりくみを交流する行事が6日、広島で行われます。