2016年7月30日(土)
原発廃炉へ鳥越知事を
反原連が官邸前抗議
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首都圏反原発連合(反原連)は29日夜、毎週金曜日の首相官邸前抗議を行いました。東京都知事選挙で鳥越俊太郎知事候補は、東京から250キロ圏内にある原発の停止と廃炉を電力会社に求めるとしています。せみ時雨のなか、参加した人たちから「原発推進の安倍政権に抗して、首都で原発反対の知事を誕生させよう」との声があがりました。
東京都杉並区の男性(74)は「地震の危険があるのに伊方原発再稼働なんて論外だ。『原発止めろ』という都知事が誕生すれば、安倍政権への大きな圧力になる。鳥越さんを知事にして、原発ゼロへ大きな一歩を踏み出したい」といいます。
神奈川県藤沢市の男性(44)は「福島原発事故も収束しないのに再稼働なんて、はらわたが煮えくり返る思いだ」と憤ります。「安倍首相の暴走を止めるには、ここをはじめ各地で『原発いらない』の声をあげ続けるしかない」
700人(主催者発表)が参加。日本共産党の藤野保史衆院議員が国会正門前で「私たちの思いを実現できる都知事をいっしょに誕生させましょう」とスピーチしました。