2016年7月29日(金)
『週刊新潮』を刑事告訴
名誉毀損と選挙妨害 鳥越氏弁護団
鳥越俊太郎東京都知事候補の弁護団は28日、同日発売の『週刊新潮』が鳥越氏をめぐる「証言記録」との見出しで記事を掲載した問題で、同誌編集人の酒井逸史氏に対する告訴状を東京地検に提出しました。
弁護団の藤田謹也、五百蔵洋一両弁護士は同日発表したコメントで、酒井氏に対し、刑法230条の名誉毀損(きそん)、公職選挙法148条1項ただし書き(選挙の公正の侵害)、同法235条の2の第1項(新聞紙、雑誌が選挙の公正を害する罪)違反で告訴したことを表明。「これにより、『週刊新潮』の記事が事実無根であることを明確にしました。今後につきましては、選挙運動に集中すべきであると考えます」としています。