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2016年7月28日(木)

対話 宣伝 鳥越支持広げ抜く

原発も核もゼロ くらし最優先

“居ても立ってもいられない”市民、党支部・後援会奮闘

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 大激戦の東京都知事選(31日投票)で「なんとしても野党統一の鳥越俊太郎を勝たせたい」「居ても立ってもいられない」と最終盤、市民ボランティアや日本共産党の支部・後援会が、電話での対話・支持拡大に懸命に取り組んでいます。「どれだけの有権者に声をかけられるかがカギ」と電話を握る手にも力が入ります。


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(写真)「都民の声を聞く都知事に」とアピールする労働者たち=27日、東京都千代田

 港区の東京メトロ(地下鉄)表参道駅近くの鳥越事務所では、ボードで仕切られた30席ほどの電話かけブースが、ボランティアで埋まります。

 沖縄県の石垣島から娘の仕事の関係で上京した女性(69)は、どうしても鳥越さんを応援したいと電話かけに参加。「鳥越さんは、原発ゼロと核兵器廃絶の『核ゼロ』を訴えています。憲法を守る鳥越さんをお願いします」と訴えました。他の候補について「小池(百合子)さんて怖い方なんですよ」と切り出すと「えっ。どこが怖いんですか」と返答が。「戦争する国にするための法律を強引につくったり、原発再稼働も強引に進めようとしたり、安倍首相とそっくりなのが小池さんです」と話すと「知りませんでした。考えてみます」。

 三鷹市の事務所でもボランティアが電話かけに取り組みました。「安倍政権への危機感で、ここに来ました」と、かけつけた60代の女性や、「鳥越さんは地に足をつけて護憲を訴えている」と自分の支持者に電話かけする地方議員で、6台の固定電話は午前11時に埋まり、11時半には貸し出しの携帯電話で対話をする人も。

 国立市の女性は「参院選の結果をみて、居ても立ってもいられなくて」と話し「目標は2000本。きのうは500本かけました」。迷っているという人が多く「小池さんは自民党を除名されていないし、彼女が知事になっても都政の体質は変わらないのではないでしょうか」と訴える中で、鳥越さん支持を表明してくれる人がいました。

 鳥越候補の勝利と都議補選渋谷区(被選挙数1)で、おりかさ裕治候補を押し上げようと、日本共産党渋谷地区委員会事務所には27日、職場支部の党員4人が集まり電話かけに取り組みました。

 「全国から注目されている選挙。一回り二回り支持を広げ、鳥越候補を勝利させよう」とマイ名簿を使い、支持拡大に全力。「鳥越候補は、大型公共事業優先の都政を、くらし優先に切り替えます」「憲法と平和を守ります」と呼びかけています。

 「対話の中身や返答に困ったときに役に立ちます」と「しんぶん赤旗」の各支部での対話の記事を切り抜いて使う女性(67)も。

 「小池候補は核武装論者です」「増田候補は東電の社外取締役をやっていた人で、原発再稼働推進派です」と他候補の情報を知らせると、「知らなかった。そんな人には絶対に入れない」との反応が返ってきます。

 支部の女性(64)が、夫は創価学会員だという友人に電話すると「三重県に住んでいる遠い親戚から『都知事選では鳥越さんをお願い』と言われた」との返事があり、支持が広がりました。


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