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2016年7月27日(水)

沖縄 高江ヘリパッド抗議活動

全国から連日支援

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(写真)機動隊の監視する中、「工事強行は許さない」とデモ行進する人たち=26日、沖縄県東村高江の米海兵隊北部訓練場N1ゲート前

 米軍ヘリパッド(着陸帯)建設に抗議活動が続く沖縄県東村高江。県民のたたかいを支えようと、全国から支援が寄せられています。

 26日、高江集落に住む西郡潤士さん(42)夫妻がN1地区ゲート前を訪れ、約50食の手づくり弁当を差し入れました。「工事再開強行で九州の知り合いたちが心配して送ってくれた米や野菜の食材でつくりました」

 西郡さんは5年前、原発事故の直後に、神奈川県から幼い子たちを連れて高江に避難してきました。

 「同じ避難者仲間で、九州にネットワークがあるんです。たたかいの最前線には立てないけれど、食材を役立てるために何ができるか考えました」と話しました。

 沖縄防衛局は、22日の工事再開で、抗議行動の拠点だったテントも物資も全て撤去しました。

 その後新たにつくられたテントには、水やカップめんなど支援物資が全国から送られてきています。25日も、大阪府の70代女性から「高江に行きたくても行けないので、せめて旅費分をカンパとして役立てて」と10万円が届けられました。

 座り込みに駆け付けた男性(69)=宜野湾市=は「沖縄の基地問題は県外の人たちにとってもひとごとではない問題。基地建設を断念させ、沖縄から無慈悲な安倍政権の暴走を止めなければ」と語りました。

 26日の高江は、前日に続いてN1ゲートと工事現場を結ぶ仮設道路の整備作業が行われ、大型トラックが舗装用の砂利を搬出入しました。日本共産党県中部市町議員団も駆け付け、雨の中で「工事強行は許さないぞ」などのコールを繰り返しました。


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