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2016年7月27日(水)

参院会派「沖縄の風」結成

糸数・伊波議員 県民の声を国会へ

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(写真)参院会派「沖縄の風」結成記者会見に臨む糸数慶子(左)、伊波洋一両議員=26日、参院議員会館

 参院沖縄選挙区選出の糸数慶子、伊波洋一両議員は26日、沖縄の民意を日米両政府に訴え、日本の民主主義を守るための参院会派「沖縄の風」を結成しました。

 「沖縄の風」は「オール沖縄」の立場を象徴する会派として、辺野古新基地建設、東村高江ヘリパッド建設、先島自衛隊配備等の新基地建設問題や、オスプレイの配備撤回などを求める『建白書』の理念の実現を目指す方針です。

 国会内で記者会見した両氏は、沖縄県政の諸課題に取り組み、「沖縄の声を国会へ届け、沖縄の未来と県民の尊厳、日本の民主主義を守る」ことを強調。野党4党とも共闘して憲法の理念と平和主義を守り、戦争法の廃止を目指すと表明しました。

 今回の参院選で島尻安伊子・沖縄担当相に10万票以上の大差をつけて初当選した伊波氏は、新基地建設問題に触れて「今の日本政府の沖縄に対する立場を変えていくということを、私自身『オール沖縄』の大きな支援をいただいて当選をしたので、取り組んでいきたい」と語りました。

 糸数氏は「台風を吹かせるぐらいの気持ちで、安倍政権の今の基地問題に対する、全く県民を無視しているこの状況を全部取っ払いたい」と意気込みを述べました。


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