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2016年7月26日(火)

“再生エネへ転換を”

米民主党大会前に市民デモ

2016米大統領選

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(写真)化石燃料から再生可能エネルギーへの転換を訴える米市民=24日、フィラデルフィア(洞口昇幸撮影)

 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=洞口昇幸】25日から当地で始まる民主党全国大会を前に、米市民らが24日、同党政治家に対し、化石燃料から再生可能エネルギーへの速やかな転換を求めるデモ行進をフィラデルフィア市内で実施しました。環太平洋連携協定(TPP)反対を掲げる参加者も目立ちました。

 各地から集まった市民は、石油等の温室効果ガスの原因となる燃料の「採掘をやめよう」「エネルギー革命を」などと唱和して行進しました。

 行進に参加した社会福祉士のアンディ・マッキノンさん(61)は「地球温暖化は子どもたちの未来にまで影響する深刻な危機だ。これまで米国でも日本でも原発事故が起きたので原子力は解決策にはならない。再生可能エネルギーへの転換に、真剣に取り組むべきだ」と語りました。

 「民主主義は利潤追求主義を超える。TPPに反対」と書かれたプラカードを掲げたジェニファー・ジェームスさん(25)は、「TPPで大企業の利潤追求をさらに許せば環境破壊にもつながるし、後発医薬品も手に入りにくくなる。民主党には政策綱領にTPP反対と明記してほしい」と訴えました。


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