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2016年7月25日(月)

市民と一緒に東京変える

知事選 大激戦のまま終盤へ

新宿 鳥越候補、大街宣で訴え

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 大激戦・大接戦の東京都知事選(31日投票)のラストサンデーとなった24日、野党統一の鳥越俊太郎候補は、がんサバイバー(治療中または治療を終えたがん患者)との意見交換会に参加し、銀座と新宿の歩行者天国で市民と一緒に政策を訴えました。夜は八王子市の個人演説会に臨み、日本共産党や民進党、社民党、生活者ネットの幹部・国会議員や都議らとともに都政の転換を訴えました。日本共産党、民進党の国会議員やママの会などの女性たちが「鳥越応援女性宣伝カー」を運行。鳥越候補を応援する各党、市民、勝手連が「みんなに都政を取り戻そう」と都内各地で終日、宣伝や対話・支持拡大に全力をあげました。


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(写真)プラカードを掲げた鳥越俊太郎都知事候補の訴えを聞く人たち=24日、東京都新宿区

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(写真)訴える鳥越俊太郎都知事候補=24日、東京都新宿区

 新宿・伊勢丹前の歩行者天国で行われた大街宣は学生やママなど6人がそれぞれの立場から都政の問題を訴えました。

 「共生社会をつくるセクシャル・マイノリティ支援全国ネットワーク」代表の原ミナ汰さん(60)は、鳥越さんを応援する仲間が多いといいます。「なぜなら鳥越さんは逆境を知っているからです。共感ができます」

 大学3年の男性(20)は、最低賃金1500円への引き上げなどを求める若者グループ「AEQUITAS(エキタス)」のメンバーです。「東京の家賃が高すぎます。いま若者の4割は非正規労働者で最賃すれすれ、正規でもブラックな働き方。最賃を上げ、誰でも普通の家に住めるようにしてほしい。庶民のための都政を取り戻そう」

 「安保関連法に反対するママの会@板橋など」の石川澄恵さん(32)は、待機児童問題を訴えました。「待機児童はなくさないといけない。でも規制緩和ではだめ。安心して預けられないと働けません。区立保育園をつくってほしい。鳥越さんを応援する」

 「全国過労死を考える家族の会」東京代表の中原のり子さん(60)は、「候補者の中で、過労死基本法が制定されたときに賛同してくれたのは鳥越さんだけ。過労死をなくすために働いてほしい」。

 奨学金について語ったのは、大学院生の諏訪原健さん(23)です。「1651万64円。これは僕が借りている奨学金の返済総額です」と切り出しました。「本当に返していけるかな、結婚できるかなと不安になります。今の政治はこういう人のことを見てくれていない。鳥越さんは私たちの声を聞いてくれる。みなさんの手で都知事にしましょう」

 「東京から男女平等を実現する女性勝手連」から、和光大学教授の竹信三恵子さん(62)が発言しました。「ジャーナリストは地味といわれるが、鳥越さんはそれでいい。各候補の政策を見比べて鳥越さんにかけてみることにした」

 市民の訴えを聞いた鳥越候補は、「基本的に、都民の中で弱い立場の人に寄り添っていきたいと思っています。権力を持った人や大金持ちの味方をするつもりはありません」と表明。「非核都市宣言。憲法をまもり平和を」と書かれたプラカードを自ら掲げ、「9条をはじめとした日本国憲法は宝です、守りましょう。限りなく原発をゼロに近づける。その先頭に東京が立ちたい」と呼びかけると、われるような拍手が起こりました。

 街宣では、辻コースケさんがパーカッションを、玉井夕海(ゆうみ)さんが歌を披露しました。


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