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2016年7月23日(土)

前回の知事選時 舛添氏に政策要請

小池候補 責任逃れ許されない

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 税金の私的流用や政治資金疑惑で辞任した舛添要一・前東京都知事について、都知事選に立候補している自民党・元衆院議員の小池百合子氏は、「(舛添氏の擁立は)上のほうで決められてしまった」(13日)などといって責任逃れの主張を繰り返し、都民に対し辞任問題の反省も謝罪もしていません。

 小池氏は2007年9月から自民党都連副会長を務めています。都連幹部の一人として、猪瀬直樹、舛添両氏と2代続けて都知事が「政治とカネ」の問題で辞めるという異常事態に責任を負っていることは明らかです。

 実際、小池氏の公式サイトには、前回都知事選への対応として、「舛添都知事候補選挙事務所開き」(14年1月23日)、「都連都知事選対幹部会」(同2月4日)に参加したことが明記されています。投票日前の同2月6日には、燃料電池自動車を促進する議員連盟の会長として、小池氏が舛添氏に直接、要請した写真が掲載されています。

 「政治とカネ」の問題では小池氏自身、政治資金パーティー収入の一部を政治資金収支報告書に掲載していなかった問題や不明朗な会社への政治資金支出が判明しています。

 これでは“クリーンな都政”への刷新を求める都民の願いを小池氏に託すことはできません。


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