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2016年7月23日(土)

小池都知事候補“改憲右翼隠し”

「日本会議」系議連の役職「横顔」に明記せず

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 東京都知事選に立候補した自民党前衆院議員・小池百合子元防衛相の公式インターネットサイト上のプロフィル(横顔)に、自ら加盟する改憲右翼団体「日本会議」系議員連盟について一切明記していないことがわかりました。

 小池氏は、「日本会議」とともに行動してきた議連「日本会議国会議員懇談会」の副幹事長や副会長を歴任してきました。衆院選出馬のさいにも日本会議の機関誌『日本の息吹』で「ご健闘を期して」と氏名を紹介されるなど、同会議の事実上の“推薦候補”として活動してきました。

 小池氏の公式サイト上のプロフィルには、「日本エジプト友好議連」など対外友好議連の会長職や、「婚活・街コン推進議連」会長、「無電柱化議連」会長代理など、15もの議連の役職を列挙。ところが、安倍晋三首相や麻生太郎副総理ら自民党政権の中心人物も加盟する「日本会議国会議員懇談会」について、小池氏のプロフィルでは触れられていません。

 小池氏のプロフィルに各議連の役職一覧が記載され始めた昨年5月当時から、同「懇談会」については除外されてきました。

 日本の過去の侵略戦争は「アジア解放」の「正義の戦争」だったと主張し、「緊急事態条項」創設などの憲法改悪や首相の靖国神社参拝を要求する日本会議との関わりこそ、改憲右翼政治家としての本性を示す真の「横顔」といえます。


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