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2016年7月20日(水)

鳥越候補「東京は平和と憲法守る拠点」

市民・野党一つに

都知事選

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 東京都知事選挙で野党統一候補の鳥越俊太郎さんの個人演説会と『「鳥越俊太郎を応援する市民センター」発足集会』が18日夜、東京都千代田区で開かれました。定員800人のホールは参加者でいっぱいに。「なんとしても鳥越さんを都知事に」。会場では4野党の代表、自治体首長、著名人、勝手連をつくる市民がスピーチしました。

演説会 思い熱く

写真

(写真)鳥越俊太郎候補(中央)を囲んで「都政を都民の手に取り戻そう」と決意する参加者=18日、東京都千代田区

 演説会も中盤に差しかかった午後7時55分。鳥越さんが会場に駆けつけ、後方から登場すると参加者から「鳥越、鳥越」の大合唱で迎えられました。演説は約15分間。演壇の前に立ち、立候補した思いや政策を訴えます。

 「参議院選挙では、3分の2を自公などの与党勢力に取られてしまいましたけど、しかしその直後におこなわれた東京都知事選挙ではちゃんと旗を取り返したぞと、都民のみなさん、全国のみなさんにもお知らせしたい」「東京は平和と憲法を守る拠点。そういう都市であるべきだ」

 演説会では、鳥越さんを推薦した野党4党(日本共産党、民進党、社民党、生活の党)のあいさつだけではなく、東京・生活者ネットワーク、新社会党、緑の党グリーンズジャパンの代表も参加し、紹介されました。

 民進党の菅直人元首相(衆院議員)は「今回(野党統一候補を)まとめあげたのはみなさんの力。何としても勝ち抜きたい。党としてできることは何でもやるつもりです」と語りました。

 「野党だけでは勝てません。市民と一つになって初めて勝てます」。あいさつした日本共産党の小池晃書記局長(参院議員)は強調します。「都政を変える絶好のチャンスです。野党共闘を確かな流れにするためにも全力で頑張ります」

 著名人もマイクを握りました。「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の山口二郎さんは「安倍政権に打撃を与える第一歩になる」と話します。

 「絶対に勝たなければなりません」。作家の澤地久枝さんが訴えます。鳥越さんとは、40年来の友人です。「参院選の結果を見て、ここからスタートだと思いました。それが都知事選挙です」

 評論家の佐高信さんは「今回のスローガンは『ストップ・ザ・安倍』だ。オリンピック利権とのたたかいでもある」と強調しました。

 精神科医の香山リカさんは「野党統一候補として立候補するのはとても意義があること。多様な人が生活する街である東京で、憲法を大切にする鳥越さんを応援しましょう」と呼びかけます。

 作家の鎌田慧さんは「政党ばかりが頑張るんじゃない。この選挙は市民革命です。大衆運動によって日本を変えていく。そういう決意の出発点として今回の選挙がある」と語りました。

 自治体首長も鳥越さんにエールを送りました。

 多摩市長の阿部裕行さんは「今日は自治体首長として来ました。すごい勇気をもって来ました。自分もジャーナリストの出身ですが、市長2期目。もう6年です。都内で初めて公契約条例の制定、非核平和都市宣言をしました。やればできる」。

 「野党が統一して候補者が一本化した。これは応援しないと」。世田谷区長の保坂展人さんが訴えます。保育園の問題など「声を聴く都政を取り戻してほしい」と要望。「(鳥越さんに)自治体、現場で起きていることを一つひとつ伝えながら、みんなで選挙を勝ち抜いていきましょう」と呼びかけました。

「応援する市民センター」発足

 この日開設した「鳥越俊太郎を応援する市民センター」は、「4野党の選挙活動を後押しし、自発的に動きだした市民の活動と連携する情報センター的な機能を持った調整組織」です。

 代表世話人を務める上原公子さん(元国立市長)が発足した経過を報告しました。「各地でさまざまな勝手連などができています。センターに登録していただいて情報をまとめるなど、野党4党とのプラットフォームとしてつくろうと思いました」と語ります。

 同センターの事務所を新宿区内に開設。毎日、午前10時から開きます。選対本部との連携や、チラシの保管など「情報と物流の拠点にする」としています。事務所内では、会議や作業場所も確保するとしています。

 「鳥越俊太郎を応援する市民センター」事務所は、東京都新宿区四谷2丁目11番。大村ビル5階です。

電話 080(4364)5499

ファクス 03(5683)3800

メール torigoe.center@gmail.com


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