2016年7月20日(水)
都知事に最もふさわしい鳥越さんを
小池書記局長が強調
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日本共産党の小池晃書記局長は19日、国会内での記者会見で、東京都知事選のたたかいぶりについて問われ、「鳥越俊太郎さんが1983年の松岡英夫さん以来の野党統一候補となり、非常に大きな期待と手ごたえを感じている。何としても勝ち抜いていきたい」と話しました。
小池氏は今回の都知事選は「都政を変えるチャンスだ」と強調。「『参院選で自民党などの改憲勢力が議席を取り過ぎて不安だ』という方々の中に『都知事選ではそれとは違う結果を出したい』という思いが広がっている」と日増しに強まる鳥越候補への期待と手ごたえを語りました。
元防衛相の小池百合子候補については「辞任した舛添要一前都知事を前回の選挙で自民・公明で推薦したことはどう総括しているのか。それなしに、舛添前知事を批判する資格はない」と批判しました。
さらに、「自民党と対決するようなポーズもとっているが、実際には極端にタカ派的な方だ」と述べ、小池百合子候補が改憲右翼団体の「日本会議国会議員懇談会」の副幹事長を務めていたことや「日本の核武装構想について」のアンケートに「国際情勢によっては検討すべきだ」と回答(「毎日」2003年11月11日付)していることを指摘。「アベノミクスも東京で推進すると言っており、自民党以上に自民党的という実際の姿が知られていけば選択肢になりえないという判断を都民は下すのではないか」と語りました。
元総務相の増田寛也候補については「自公丸抱えであり、今回の選挙が、自公が『この人しかいない』と推した舛添前知事が起こした問題を発端としている以上、選挙に出てくる資格自体が問われる」と指摘。「『政治とカネ』の問題に総括も反省もなくいくら都政を語っても説得力はない」と強調しました。
その上で「都知事に最もふさわしい鳥越さんを全力で応援していきたい」と話しました。