2016年7月16日(土)
「伊方原発動かすな」官邸前抗議
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首都圏反原発連合(反原連)は15日、首相官邸前抗議を行いました。熊本地震の余震がいまも続くなか、7月末にも伊方原発3号機(愛媛県)の再稼働を狙う安倍晋三政権に対し、参加者は「伊方原発再稼働反対」などと声をあげました。
大学時代の後輩と参加した東京都世田谷区の会社員(26)は「昨年夏の安保法制反対の行動に参加したとき、原発反対の官邸前抗議を知り、今年4、5回参加している」といいます。「福島原発事故の原因も究明されていないのに、原発の再稼働をすすめる政府に疑問を感じる。市民が声をあげつづければ、政治を動かせると思う」と語りました。
東京都町田市の女性(64)は「全国で地震が相次ぎ、どこでどんな地震が起きるか分からないのに、“安全”などというのは傲慢(ごうまん)だ。日本に原発などありない」。
神奈川県平塚市の男性(70)は「伊方原発3号機はプルサーマル発電。再稼働すればさらにプルトニウムを抱え国民を危険な方向へもっていくことになる。もう原発をやめるべきです」と話しました。
700人(主催者発表)が参加。日本共産党の藤野保史衆院議員、岩渕友、山添拓の両参院議員がスピーチしました。