2016年7月14日(木)
主権者教育の必要性強調
ネット番組で 田村副委員長
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日本共産党の田村智子副委員長は12日夜放映のテレビ朝日系ネット番組「アベマプライム」に各党の若手議員らとともに出演し、意見を交わしました。
番組では、参院選(10日投票)での18〜19歳の投票率が全世代平均より低かったことが取り上げられました。
田村氏は、選挙中、高すぎる学費や借金が残る奨学金、ブラックバイトの問題を示し、「みなさんの生活と政治はつながっていると一生懸命訴えた」と強調。要求を話し合いで実現するのが主権者のあり方だが、「中学生、高校生が自ら話し合って校則などを決める経験は、いまの教育の中でほとんど奪われている」として、低投票率の背景にある教育現場の実態を示しました。
参院選での野党共闘について、おおさか維新の会の足立康史政調会長代行は、「市民との共同と言うが、おかしい。野党4党が市民と言っているのは3分の1(の支持層)だった」「都知事選でも、野党4党が“市民の力を集めて”とか言っているが、全部うそっぱちだ」「市民団体じゃない」などと、市民の運動を冒とくしました。
民進党の初鹿明博青年局長は「デモに行ったこともないお母さんたちが自然発生的に集まり、シールズのように学生も自分でマイクを持って街頭でしゃべるようになった」と反論。田村氏も「それが本来の国民主権だ。それを否定したらだめだ」と批判しました。