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2016年7月14日(木)

東京都知事選の経過と日本共産党の対応

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 14日告示の東京都知事選(31日投票)で、日本共産党、民進党、生活の党、社民党の4野党は、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)の支援を確認しています。12日に出馬表明した鳥越氏からは野党4党に支援の要請が行われています。

 都知事選をめぐって日本共産党は、「一地方の選挙にとどまらず、国政にも大きく影響を与えるものです。清潔で信頼できる都政に刷新するため、わが党は国政で進んでいる『4野党プラス市民』の枠組みを大切にして、ベストの候補者を擁立すべく努力したい」(志位和夫委員長、6月15日の記者会見)との立場で対応してきました。

 参院選公示前日の6月21日には、4野党の書記局長・幹事長会談で、自民、公明両党が押し上げた都知事が2代にわたって「政治とカネ」の問題で辞任していることについて、自公両党の責任を追及し、都政を刷新する候補者を野党共同の枠組みで擁立することで合意しました。会談後の共同会見で日本共産党の小池晃書記局長は「自民党と公明党の責任を追及し、それを刷新できる人物を野党共闘の枠組みで押し上げ、参院選と一体に勝利したい」、民進党の枝野幸男幹事長は「2代にわたる自公による都政を刷新するというテーマだ。(与党との)相乗りは考えられない」と表明しました。

 参院選後、4野党側は、小池氏と民進党の枝野幸男幹事長が11日、同日に都知事選への出馬を表明した宇都宮健児氏(日弁連元会長)と2度にわたって会談しました。

 宇都宮氏に対して小池氏は、4野党と市民の枠組みで統一候補擁立の検討を進めてきた経過を丁寧に説明し、「野党4党が一致して推せる候補が決定しつつある。国政における野党共闘が参院選挙でも成果をあげており、さらにこの流れを強めたい。そのためにも東京都知事選はきわめて重要であり、なんとしても4野党と市民の共闘で勝利したい」と述べ、「ぜひともご理解いただき、ご協力を」と要請しました。枝野氏も「私たちとしては大局的な見地からご協力いただければありがたいと期待するところです」と述べました。

 宇都宮氏は13日夜、都知事選への立候補を取り下げることを表明しました。


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