2016年7月13日(水)
着陸帯資材搬入に抗議
沖縄・東村高江 住民ら座り込み
![]() (写真)資材が搬入された米軍基地内に向かって抗議する住民ら=12日、沖縄県東村 |
沖縄防衛局が同県東村高江のオスプレイが使用する米軍ヘリパッド(着陸帯)建設に向けた資材の搬入を強行したことに対し、建設に反対する地元住民らは12日、搬入口の米軍北部訓練場のメインゲート前に座り込み、抗議行動を展開しました。
この日もゲート前には抗議行動を排除するために機動隊が配置され、早朝に大型車両で資材や簡易トイレなどが運び込まれました。
住民らは「基地はいらない」などと書かれたボードや横断幕を掲げ、粘り強く抗議を続けました。
同村の宮城勝己さん(63)は、オスプレイ配備撤回を掲げた伊波洋一氏が参院選で勝利したことにもふれ、「頭にきている。県民の民意が示されているにもかかわらず、こともあろうに参院選の翌日からこんなことをするのは考えられない。安倍政権は倒さないといけない」と憤りました。