2016年7月11日(月)
鹿児島知事に三反園氏
川内原発の停止掲げる
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鹿児島県知事選が10日、投開票され、川内(せんだい)原発の停止などをマニフェストに掲げる新人の三反園訓(みたぞのさとし)氏(58)=無所属=が現職の伊藤祐一郎氏=無所属=を破って、初当選しました。
三反園氏は、立候補を表明していた「とめよう原発!かごしまの会」の平良行雄氏(県労連事務局長)との間で政策合意して候補者を一本化。川内原発の停止、点検や「原子力問題検討委員会の設置」をマニフェストに掲げていました。停止の必要はないとする伊藤氏との一騎打ちとなっていました。会見した三反園氏は「原発のない社会を目指し、鹿児島を自然再生エネルギー県にする。子育て、貧困、女性の社会進出、若者の雇用、問題はたくさんある。子どもたちの未来のため、新しい鹿児島をつくる」と語りました。