2016年7月9日(土)
規制委前で抗議 “新基準撤回を”
原発の「新規制基準」施行3年になる8日、再稼働阻止全国ネットワークは、東京都港区の原子力規制委員会前で、川内原発(鹿児島県)を直ちに止め、伊方原発(愛媛県)を再稼働させないことを求める抗議行動を行いました。
規制委は、新規制基準に基づいて現在、3原発7基を“合格”としています。「原発はいらない」と書かれたプラカードを持った人たちが「すべての原発を廃止しろ」「新規制基準を撤回しろ」とコールしました。
柳田真共同代表は、規制委が高浜原発(福井県)の60年運転容認、地震動への過小評価など「再稼働推進の機関になっている」と批判。全国で規制委に抗議するいっせい行動が取り組まれていると述べました。
今治市から駆けつけた男性(45)は「住民は地震のたびに不安におののいています。再稼働反対を求めます」と話しました。