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2016年7月9日(土)

アベノミクス根本転換を

BSフジ番組 穀田氏が各党と討論

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 日本共産党の穀田恵二国対委員長は7日のBSフジ「プライムニュース」で経済と社会保障について各党代表と議論しました。

 アベノミクスについて穀田氏は「破綻している」と指摘。安倍晋三首相が絶対言わない三つの問題▽実質賃金が5年連続低下▽個人消費が2年連続マイナス▽国民の8割が景気の回復を実感していない―を指摘し、「国民の声を聞かない安倍政権の姿勢がここにも表れている」と批判しました。

 年金積立金運用の巨額損失について、自民党の田村憲久・前厚労相は「トータルでは運用益を増やしている」と釈明。穀田氏は、安倍首相が英国の金融街で日本経済の「成長戦略」に活用すると表明して年金の株式運用を倍増させたことに触れ、「株価つり上げのために積立金を活用するやり方はやめるべきだ」と述べました。

 自民・田村氏が「原資がなければ分配できない。強い経済が必要」と経済成長を主張したのに対して、穀田氏は「富裕層上位40人の資産が約2倍になる一方で、庶民は貯蓄・金融資産ゼロの方が増えた。こういう格差を正すのが政治だ」と指摘しました。

 各党の決意を聞かれ、穀田氏は「経済に民主主義を」とフリップに書き、アベノミクスを根本から転換する三つのチェンジ(1)税金の集め方を変える(2)税金の使い方を変える(3)働き方を変える―が必要だと強調。「ブラックバイト、ブラック企業を根絶し、社会保障や子育てに優先してお金を使う。この当たり前のことをやっていきたい」と訴えました。


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