「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年7月6日(水)

野党共闘 これからもハードル乗り越えられる

BS番組 山下副委員長が強調

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 日本共産党の山下芳生副委員長は4日放送のBS番組「プライムニュース」に出演し、安保法制=戦争法による立憲主義の破壊の問題や、アベノミクスに代わる共産党の経済政策、野党共闘について語りました。

 山下氏は、戦争法について「中身とやり方の両方に問題ある」と指摘。日本が攻撃されていないのに米国の戦争に自衛隊を参戦させる集団的自衛権の本質、“憲法9条のもとでは認められない”とした歴代自民党政権の憲法解釈さえ投げ捨て集団的自衛権行使容認を強行した暴挙を告発しました。

 キャスターの反町理氏は「テロとのたたかいはどうするのか」と質問。山下氏は「テロとのたたかいは戦争では解決できない」と強調。テロに対しては、貧困・差別の解決やテロ組織への資金流入防止などで国際社会が一致結束し、警察と司法の力で追い込んでいく必要があると訴えました。

 経済政策をめぐって、山下氏はGDP(国内総生産)の6割を占める個人消費が2年連続マイナス、実質賃金が5年連続マイナスとなっている点をあげ、「大企業を応援して、(富が)滴り落ちるのを待つのではなく、国民の暮らしを直接応援することが政治に一番求められている」と指摘。「消費税に頼らない別の道」で財源を確保し、経済政策を転換していく必要性を訴えました。

 反町氏は、参院選での野党共闘について、「連携の一番先頭に立って旗を振り続けたのは共産党だ。狙いは」と質問しました。

 山下氏は「私たちが野党共闘を提起したのは『安保法制、立憲主義破壊の政治をそのまま放置できない』『ここで力をあわせるしかない』という国民的大義からだ」と主張。「(これまで)1人区の選挙協力も、いろいろなハードルがあった。しかし、『野党は共闘』という市民の後押しがあって、ここまでハードルを乗り越えることができた。これからだって(野党による連立政権に向けて)ハードルを乗り越えることができる」と展望を示しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって