2016年7月3日(日)
奈良・前川統一候補、兵庫・金田候補ぜひ
山下副委員長が訴え
〈奈良〉
|
日本共産党の山下芳生副委員長は2日、野党統一候補(民進党現職)と、自民、おおさか維新の新人が争う奈良選挙区で街頭演説し、前川きよしげ野党統一候補の勝利と、比例での日本共産党躍進を訴えました。近鉄奈良駅前は、開始30分前から人垣ができ、演説が始まると人の輪はさらに膨れ上がりました。
前川統一候補は「9条を変えさせない。必ず議席を守り通します」と気迫の訴え。
山下氏は「あと1週間頑張り抜いて、正義の弁護士・前川きよしげさんをみんなの力で押し上げよう」と呼びかけ。論戦で安倍改憲の本丸が9条であることが明らかになったと指摘。「自民党への1票は9条を壊す1票です」とのべ、おおさか維新についても憲法・平和を壊す1票になると、事実に基づいて指摘。「絶対負けられない。9条を守るために立場を超えて力を合わせよう」と強調しました。
和泉信丈比例候補が訴えました。
叔父叔母と一緒に聞いていた20歳の学生は「戦争はいやです。9条を守って。初めての選挙、必ず行きます」と話していました。
〈兵庫〉
日本共産党の山下芳生副委員長は2日、兵庫県尼崎市の阪神尼崎駅前で金田峰生参院兵庫選挙区候補とともに街頭演説に立ち、比例での日本共産党躍進と、選挙区での金田候補勝利を訴えました。
山下氏は、野党4党と市民の共同の広がりによって「わくわくするような希望ある選挙になっている」と強調。野党共闘の勝利とともに「日本共産党を躍進させてください。共産党が伸びてこそ、野党の協力をさらに前進させ、新しい政治を開く確かな力になります」と支持を訴えました。
おおさか維新について山下氏は、改憲の旗振り役に加わるなど安倍政権の強力な別動隊であることを指摘し、改憲連合に厳しい審判を呼びかけました。安保法制・戦争法廃止、北東アジア平和協力構想、暮らしと経済を立て直す三つのチェンジ、国民連合政府構想を掲げ、「市民と野党が一緒になれば必ず勝てます。金田候補を勝たせてください。1週間あれば追いつき、追い越せます」と呼びかけました。