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2016年7月1日(金)

“野党共闘効果”全国に

比例も選挙区も1票争う大激戦

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 日本の命運をかけた参院選は、投票日まであと10日。メディアでも“野党共闘効果”がいわれるなか、日本共産党など野党4党は1人区の多くで接戦に持ち込んでおり、比例区や複数区でも文字通り1票を争う大激戦となっています。


 6月29日には愛媛県で、日本共産党の志位和夫委員長と民進党の岡田克也代表ら野党4党幹部に市民連合の代表らが並ぶ合同街頭演説会が実現。一方、野党共闘に危機感を募らせる自民党は、29日に谷垣禎一幹事長、30日に菅義偉官房長官が愛媛入りし、7月1日には安倍晋三首相も入る激しい日程です。選挙戦は、改憲の野望を抱く自公と補完勢力に対して、野党4党と市民が団結して競り勝てるかにかかっています。

 山梨県では30日、小池晃書記局長が訴えた日本共産党の街頭演説に、宮沢ゆか統一候補と輿石東参院副議長がかけつけ、がっちり握手。輿石氏が「志位委員長のポスターは『力あわせ、未来ひらく。』と書いてある。(選挙戦は)この言葉に象徴されています」と語りました。

 福島駅前では、日本共産党の市田忠義副委員長と民進党・枝野幸男幹事長、社民党・又市征治幹事長、市民連合代表が合同で街頭演説を行いました。

 埼玉県秩父市では、無所属の市議が日本共産党の伊藤岳候補の応援でマイクを握り、「非改憲勢力の野党候補を本気で応援しています。伊藤岳さんを押しあげましょう」と訴えました。

 野党共闘の風が全国に広がる中、共闘の前進に力を尽くし、戦争法廃止と安倍改憲阻止で明確な平和の対案をもってたちむかう日本共産党への期待が広がっています。中国地方では、比例候補の宣伝カーの乗務員に「共産党の今度の野党共闘はいいね」「前回はアベノミクス賛成で自民党に入れたが、もう自民党はいけん」と声がかかりました。

 これに対し、自民党、公明党は戦争法に関する論戦を避け、「野党共闘は野合」「自衛隊違憲は無責任」などと野党共闘・共産党に卑劣な攻撃を強めています。政府・与党の幹部は、野党共闘の効果の広がりに危機感を強め、激戦が伝えられる1人区や、公明党が候補を立てている複数区に入り、引き締めを図っています。


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