2016年6月30日(木)
原発再稼働反対、原発ゼロ実現の願い共産党に
福岡・愛知 小池書記局長が訴え
日本共産党の小池晃書記局長は29日、大激戦となっている福岡県、愛知県の街頭から野党と市民の共闘の成功と、比例代表での共産党躍進、しばた雅子(福岡)、すやま初美(愛知)両候補の複数区での必勝を訴えました。
【福岡県】
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自公をしばた候補が猛追している改選数3の福岡選挙区。大粒の雨が降りしきる中、福岡市・ゆめタウン博多前に大勢の聴衆が集まりました。
「頑張ろう」の声を受けて登壇した、しばた候補。「『安倍改憲を止めてほしい』というたくさんの声が私に寄せられています。憲法と平和を守る政治を実現するために全力を尽くします」と訴え、色とりどりの傘が大きく揺れました。
小池氏は、安保法制=戦争法、アベノミクス、改憲など争点の一つ一つを語り、この中で、「川内、玄海、伊方の三つの原発に囲まれたこの福岡県から、再稼働反対、原発ゼロの声をあげよう」と呼びかけました。「原発事故をなかったかのように賠償を打ち切り、再稼働を進める安倍政権を許すことはできない。原発ゼロの願いを日本共産党と、しばたさんに託してください」と訴えました。
【愛知県】
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改選数4をめぐり各党がしのぎを削る愛知県。小池氏は金山総合駅(名古屋市)、尾張一宮駅(一宮市)の両駅頭で街頭演説に立ちました。強い雨にもかかわらず人垣がどんどん膨れました。両駅頭でママの会@愛知のメンバーが応援スピーチしました。
すやま候補は金山総合駅頭で、「政治は、戦争しない国を子どもや孫に残したいと願うすべての人たちのもの。今度の選挙で、私たちの手に政治を取り戻しましょう」と力を込めました。たけだ良介比例候補は両駅頭で「野党と市民が力をあわせ、自公とおおさか維新を少数に追い込む選挙です」と訴えました。
小池氏は、「投機マネーに揺さぶられる浮ついた経済ではなく、地に足の付いた本当に力強い経済への立て直しが必要です」と強調。日本共産党の提唱する税金の集め方、使い方、働き方の“三つのチェンジ”を紹介し、「国民の暮らしを応援し、普通の人々が豊かになる成長戦略を実現しよう。その願いを、すやまさんと日本共産党にたくしてください」と呼びかけました。
金山総合駅前で立ち止まり聞いていた18歳の女性は「演説を初めて聞きました。原発をなくすと安全を話していて良かったです」と話しました。75歳の女性は「安倍暴走を止めるため定数が増えた愛知で必ず議席を取ってほしい」と期待を込めました。