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2016年6月28日(火)

「新党改革」とは

安倍政権の“別動隊”

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 党首討論などで、安倍首相のすすめる経済政策「アベノミクス」を持ち上げたり、野党共闘を攻撃するなど、安倍政権の別動隊といえる存在が「新党改革」代表の荒井広幸参院議員です。どういう政党なのか―。

 荒井氏は、もともと「郵政民営化」に反対して、自民党を離党し、2005年8月に、「新党日本」の結成に参加した人物です。

 その後、民主党の離党者とともに「改革クラブ」を結成。離合集散が相次ぎ、ゼネコン汚職で有罪判決を受け、自民党を離党した中村喜四郎元建設相を加えるなど、政党助成法における政党要件の一つである「国会議員5人確保」に躍起となりました。

 10年4月には、自民党を離党した舛添要一参院議員(当時)が合流、「新党改革」に党名変更しましたが、現在、所属国会議員は荒井氏のみです。

 しかし、10年7月の参院選比例区で約117万2400票(2・01%)を獲得しており、16年7月までは、政党要件を満たしています。このため、年間1億265万円(14年)もの政党助成金=国民の税金をなんの苦労もせず、受け取っています。しかも、収入のじつに78・9%が政党助成金です。支出では、荒井氏が支部長を務める「比例区第二支部」に4500万円を寄付するなど税金を“私物化”している格好です。

 政党を名乗るものの、14年の政治資金収支報告書では、党費収入はゼロです。

 荒井氏は、安倍首相との料理店などでの飲み食いも再三報道されています。


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