「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年6月28日(火)

大義で結束進む「野党プラス市民」 「立憲4党」“共闘効果”

あす党首ら合同街宣

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 参院選は、全国32の1人区で野党統一候補が実現し、戦後かつてない画期的選挙となっています。戦争法廃止、立憲主義回復という大義のもとに結束する「4野党プラス市民」は全国各地で共同街頭演説を行い、そのたたかいは、メディアからも“共闘の効果”が発揮されつつあると報じられています。29日には、ながえ孝子愛媛選挙区統一候補の必勝に向けて、市民連合と4野党の党首らが松山市で合同街宣を行い、結束を呼びかけます。


 安倍晋三首相は「理念も政策も違う。未来が描けない」「無責任」などと野党共闘を攻撃しています。

 「安保法制廃止、立憲主義を取り戻す」という大義は「あれこれの政策の違いがあったとしても、それを横においてでも最優先にやるべき仕事。野党共闘は『野合』どころか、日本に民主政治を取り戻す希望」(日本共産党の志位和夫委員長)です。

 市民からは「内実ある共闘を見せており、非常に心強い」「改憲に反対し立憲主義を回復する『立憲4党』」(市民連合の中野晃一上智大学教授)との声があがっています。

 民進党の山尾志桜里政調会長は「まず憲法を守る政治体制をつくらなくてはいけないということで、ともにたたかえるところは、たたかうことに何ら恥じることはない」(26日放送のフジテレビ番組)と主張。共闘の“分断”を狙う安倍首相の「民進党にはもれなく共産党がついてくる」との発言に対して、社民党の吉川元(はじめ)・政審会長は16日の岡山市での野党共同街頭演説で、「社民党も生活の党もついてくる。そして何より、日本の平和と立憲主義を守るために立ちあがった市民が『もれなく』ついてくる。自信を持って訴えよう」と呼びかけました。生活の党の小沢一郎共同代表は「国民の命と暮らしを大事にしない安倍政権は退陣させようと、一緒に手を組んで頑張ることは何も不思議ではない」(16日、高松市の野党共同街頭演説)と述べました。

 民進党の枝野幸男幹事長は25日に岡山市で、記者団に対し「すでに(改選1人区の)10選挙区くらいは互角または互角に近い状態」「半年でここまで(勢いが)伸びるとは思わなかった」と驚きをもって“共闘効果”を受け止めています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって