2016年6月26日(日)
きょうの潮流
日本最大規模のバスターミナル「バスタ新宿」の開業でにぎわう新宿駅南口。きのう土曜日、そこに赤いTシャツ姿でそろえた女性たちが集結しました▼日本共産党の国会議員や都議、参院比例候補の田村智子さんや衆院予定候補者が次々に訴えました。マイクを握るのも宣伝するのも、すべて女性。今度の参院選でも最多の女性候補者を出している共産党ならではの活動です▼公示後、最初の週末。安倍自公政権を追いつめ、新しい政治をつくろうとする野党と市民の共同のたたかいは全国で盛り上がっています。その効果は直近の世論調査からもうかがえます▼野党共闘におののき、野合だ、無責任だと叫ぶ安倍首相や山口公明代表。権力の座につきたいがために手を握り、さんざん憲法や民主主義を壊しておきながら、それを棚に上げて野党共闘を攻撃する姿はマスメディアからも「敵意むき出し」「なりふり構わず中傷」といわれるほど▼電話で対話していると、辞任に追い込まれた舛添前都知事の話によくなります。多くの都民が声をあげたからこそ、変化が生まれたと。その思いは国政でも渦巻いています。同時にまだ多数の有権者は投票先を決めかねています▼赤色に染めた冒頭の宣伝は戦争法を許さない女性たちの意思を受け継いだもの。ママの会の女性は政治に願うのは戦争をしないこと、それを貫いてきた共産党への支持を呼びかけました。燃えるような赤は自分たちで政治を変えるという信念の表れ。今それを一人ひとりが胸に。