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2016年6月25日(土)

共産党幹部ら各地で訴え

滋賀・京都で小池書記局長

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 日本共産党の小池晃書記局長は24日、参院選1人区の滋賀選挙区の林久美子野党統一候補=現、民進党公認=を必ず国会に押し上げてほしいと、大津市で演説しました。その後、小池氏は京都市で、改選2の大激戦をたたかう日本共産党の大河原としたか京都選挙区候補の必勝を力いっぱい訴えました。

林候補の勝利必ず

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(写真)訴える小池書記局長と林野党統一候補=24日、大津市

 小池氏と林候補は大津市内の住宅街や駅前で演説し、元気で盛んな声援と拍手に包まれました。

 「小池さんは(国会質問で)非常に的を射た発言が多く、思わず党は違えど『そうだ、そうだ』と掛け声を出しながら聞くことも多々ある」と林候補。「『自民党憲法改正草案』には、歯止めなき集団的自衛権の行使と『国防軍』創設とある。そんな国にしてはいけない。平和な日本をつくる思いで、全身全霊をかけてたたかう」と決意を述べました。

 小池氏は、野党共闘への「野合」攻撃に対して「これは『野合』ではなく、政治を変える希望の共闘です」と強調。「野党は批判ばかり」「対案がない」との安倍首相による卑劣な攻撃に対して、「首相は『アベノミクスを最大限ふかす』というだけで、具体的に何も語れない。野党は15本の法案を共同提案するなど、対案を持っている。国民の暮らしを温めることこそ、本当の『成長戦略』ではないでしょうか」と訴えると、「そうだ」の声と拍手が起こりました。

 小池氏は、「自民党改憲案」の危険を告発し、「林久美子さんで、戦争と独裁への道を一緒に止めよう。党派を超え、必ず勝たせてほしい」と呼びかけました。

党伸ばし大河原氏

 京都市左京区の熊野神社前では、激しい雨の中、小池氏は「京都で自民党を落とし、自公と補完勢力を少数に追い込もう」「日本共産党が伸びてこそ、野党共闘をしっかりさせ、新しい政府、政治をつくることができる」と力説。「左京区で、比例代表ダントツ第1党を実現させてください。その上に大河原さんの魅力をのせ、必ず国会へ送ろう」と訴えました。

 この日の午後、英国のEU(欧州連合)離脱派勝利や株価大暴落、円高進行のニュースが飛び込み、小池氏は「アジアの国でも、日本が突出して株価が暴落しているのはなぜか。株高や円安といった、もろい経済に頼ってきた安倍政治のつけが一気に出てきている」と指摘。「暮らしを温める経済に切り替えなければならない。日本の経済を立て直すためにも、日本共産党を大きく伸ばしてほしい」と呼びかけました。

党躍進・わたなべ氏を

大阪で山下副委員長

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(写真)聴衆の声援にこたえる(左から)山下、わたなべ、村上の各氏=24日、大阪市

 日本共産党の山下芳生副委員長は24日、わたなべ結参院大阪選挙区候補とともに、大阪府枚方市の京阪枚方市駅前と大阪市の京橋駅頭で街頭演説を行い、夜は西淀川区の演説会で、野党共闘の勝利と日本共産党の躍進で新しい政治をつくろうと訴えました。京橋駅頭では、生活の党の村上史好府連代表も訴えました。

 山下氏は、野党4党と市民の共闘の広がりや共通政策の発展を紹介。安倍首相などの「野合」批判に対して「市民の切実な声にこたえた野党の選挙協力が『野合』であるはずがない」と強調。野党共闘を成功させ、勝利しようと呼びかけました。

 山下氏は、おおさか維新は、野党でも第三極でもなく、内閣不信任案に反対した与党であり安倍改憲政権の別動隊と指摘し、維新政治の8年間で大阪の経済が悪化したことを示し、改憲連合に厳しい審判を呼びかけました。

 山下氏は、安保法制・戦争法廃止、北東アジア平和協力構想、暮らしと経済を立て直す三つのチェンジ、国民連合政府構想を掲げ、「日本共産党の躍進で新しい政治を開く選挙にしよう。比例で共産党を広げに広げ、大阪でわたなべ結さんを勝ちぬかせてください」と訴えました。

ながえ統一候補必ず

愛媛で市田副委員長

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(写真)激励に応える(左から)市田、ながえ、小路貴之比例候補の各氏=24日、愛媛県内子町

 日本共産党の市田忠義副委員長・参院比例候補は24日、愛媛県内子町と松山市で、愛媛選挙区(改選数1)の野党統一、ながえ孝子候補とともに訴えました。選挙区での必勝と、日本共産党を躍進させてほしいと呼びかけました。

 内子町では、強い風に「ふたたび。平和のために!」の、のぼりがひるがえるなか、参加者が大きな拍手を送りました。松山市の伊予鉄松山市駅前では、同時刻に200メートル先で自民現職と稲田朋美政調会長が演説。市田氏らの訴えにこたえる拍手や歓声に熱がこもりました。

 市田氏は「ながえさんの勝利へ向け全力を尽くす」と表明。日本共産党が比例代表選挙で躍進する意義を語り、「みなさんの1票で政治を変える大きなチャンス。“日本の夜明けは愛媛から”といえる結果をだそう」と呼びかけました。

 ながえ候補は、「市民の力で実現した“オール愛媛県民と野党の統一候補”です」と強調。「今回の選挙は、憲法を守るかどうかが問われる選挙。日本が戦争に進む道は一歩たりとも許さない。最後まで先頭に立ってたたかいます」と述べると、市民から「頑張ろう」の声援が起きました。

 内子町の女性(65)は「愛媛は自民党が強いが、ながえさんと共産党で政治の流れを変えてほしい」と期待を込めました。


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