2016年6月23日(木)
土砂崩れ 地震影響か
熊本豪雨 共産党が調査
熊本県を襲った記録的な大雨を受け、日本共産党の山本伸裕熊本県議と山部洋史熊本市議は21日、土砂崩れが発生し、2人が死亡した熊本市北区津浦町の災害現場を視察するとともに、地震で地盤が危険な状態となっていた同区岩倉台の住宅地を訪ねました。
津浦町では土砂が住宅を直撃し、高齢の夫婦が犠牲となりました。周辺の家屋にも大量の土砂が流れ込み、住民は公民館などに避難していました。住民らは「地震の影響があったかもしれない。別の場所にも危険な箇所があり不安だ」と語っていました。
また岩倉台は、斜面上部の家屋の倒壊の危険があるため、熊本市が公費による家屋の撤去の方針を決定したことを山部市議が住民に報告。山本県議も「前回調査時よりも斜面上部の亀裂が拡大し、土砂崩れとともに家屋倒壊の危険が高まっており、対策を急ぐよう働きかけていきたい」と語りました。