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2016年6月22日(水)

与党の反共キャンペーン

宮城県知事 「行きすぎた議論」と苦言

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 宮城県の村井嘉浩知事は20日の会見で、参院宮城選挙区の野党統一候補について「共産党がついているほうがダメ、悪いというのは行きすぎた議論だ」と語り、今回の選挙で激しくなっている反共攻撃を批判しました。

 同選挙区では、日本共産党など野党が共同でおす桜井充候補(民進党公認)と自民党公認の熊谷大候補(公明党推薦)が争っています。

 村井氏は、参院選での自らの態度について「中立だ」と述べたうえで、「共産党は県民の支持があって政党として存在し、県会議員も8人いる。これは、しっかりした一つの民意だ」と発言。自らの県政との関係については「(共産党は)私にすべて反対されているわけではなく、是の部分もある。厳しいご意見も、県民の声として私はしっかり受け止めなければならないと思っている」「私のことを否定するから(共産党が)ダメな政党だとは決して思っていない」などと話しました。

 村井知事は「共産党の意見に耳を傾けるのは、政治にとって非常に重要なひとつの要諦だと思っている」とも語りました。


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