「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年6月21日(火)

市民と共産党はパートナー

参院神奈川選挙区(改選数4)「withあさか由香」

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)プラカードやパンフで訴えるメンバー=17日夜、横浜駅西口

写真

(写真)電話で支持を訴えるメンバー=15日、横浜市

 参院神奈川選挙区(改選数4)で、無党派市民が日本共産党のあさか由香予定候補(36)を応援する「withあさか由香」に集い、共産党と市民が一緒に活動する流れが進んでいます。市民に共通するのは安倍政権への強い危機感。それぞれが“自分の問題”と受け止めてたたかっていました。(和田肇)


 会社帰りのサラリーマンなどに向け、「withあさか」は連夜、横浜駅を中心に『あなたの働き方、ブラックじゃない?』パンフレットを配り、シールアンケートで対話しています。「8時間働けばふつうに暮らせる社会へ」と書かれた横断幕に注目が集まり、パンフを複数もらっていく人が何人も。17日夜、対話に応じた金融業の男性(24)は「サービス残業が多い」と話し「共産党は最近頑張っていますよね」と共感を寄せました。

 熱心にパンフを配っていた「withあさか」メンバーの女性(29)は「私自身がブラック企業に勤めていて、死にかけたことがある」と言います。営業事務で朝8時から深夜0時まで。月100時間以上残業していました。「幻覚も見ました。でも、そういう人は少なくないんです。だから私は、この『ブラック』パンフを配りたい。知ってほしいんです」

 週に何度もあさか事務所に足を運び、電話かけをしている主婦は、話した6〜7人に1人は「頑張って」「応援している」と声が返ってくるといいます。

 政治との接点は昨年の安保法制。自衛隊が海外で戦争なんて―と夫と国会前へ。共産党とは先月、神奈川県議会の「代表質問排除」で抗議行動をして以来、親しくなりました。「政策を見ると共産党が一番共感できます。ぜひあさかさんを通して、共産党の議席を増やしたいです」

 「Withあさか」事務局メンバーの一人(34)=男性=は「集まってくる人は、お客さんじゃなくてパートナー。強い思いを持っている人が多い。私たちも学ばされます」と話します。

無党派市民と怒り共有し、勝つ

神奈川「withあさか」強い思い

 「withあさか」はインターネットのツイッターを使って、広範にボランティアを呼びかけています。

 18日は呼びかけに応じた青年党員2人と市民3人が党横浜中央地区に集まり、地区勤務員とともに「あさかパンフレット」を半日で4500セット以上配りました。

 参加した横浜市内の男性(41)は、翌19日も同地区で全戸配布をしました。「安倍首相に危うさを感じている」と話します。

 政治に関心を持ったきっかけは2013年の秘密保護法。そして自民党改憲案に危機感を持ちました。転機は先月、桜木町駅前であさか予定候補の演説を聞いたこと。後援会員から「withあさか」の存在を聞きました。「選挙で自民党を勝たせてはダメ。あさかさんと出会ったのは偶然ですが、人柄のよさを感じています」

 4月の事務所開きで集まった150人余のうち、半数以上が知らない人でした。6月以降、電話かけや駅頭宣伝に連日取り組むことで、参加者が増えました。

 メンバーにはプロのスタイリストやデザイナーも。5月以降、宣伝物を刷新しました。デザインを手がける男性(29)は「共産党はスタイリングや広告の観点がなかった」と手厳しい。川崎市で起きたヘイトスピーチ撃退に絡んで、日本共産党に信頼を寄せています。

 「おれたちの怒りは打ち壊しと同じ。ふつふつとたぎっている。ムーブメントを起こすのは広告だが、実際に変えようと思ったら地上戦が盛り上がらないといけない。選挙で勝つには、共産党がいかに無党派市民と怒りを共有できるかが重要だと思う」


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって