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2016年6月20日(月)

沖縄県民大会に呼応

国会前 連帯の1万人

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(写真)沖縄県民大会に呼応した国会大行動に参加する人たち=19日、国会正門前

 沖縄県民大会に呼応して19日、いのちと平和のための国会大行動が行われました。1万人(主催者発表)の参加者が、「女性の殺害、徹底糾弾」「海兵隊は今すぐ出てけ」とコール。県民大会での翁長雄志知事のあいさつが同時中継されると大きな歓声と拍手がわき起こりました。

 沖縄県民大会に連帯する集会などが32都道府県40カ所以上で行われたとの報告がありました。

 「止めよう! 辺野古埋め立て国会包囲実行委員会」の外間三枝子さんは、「こんなに惨めで醜悪な政権があろうか、日米地位協定の改定も言い出せない。日本を変えるためにできることをやっていこう」と開会あいさつしました。

 「沖縄に思いを寄せてつながりあう気持ちを示している全国のみなさんに感謝します」と話したのは、沖縄から駆けつけた、オール沖縄会議の大城悟さんです。「未来のため、子どもたちのため、基地のない平和な沖縄をつくるため、全国のみなさんと連帯を強めながら、安倍政治にしっかり対じしていきます」と決意を表明しました。

 総がかり行動実行委員会の小田川義和さんは「市民と野党の共闘の力で、自公を少数に追い込み、野党の勝利のために力を寄せ合っていこう」と呼びかけました。

 作家の落合恵子さんらがスピーチし、民進党の初鹿明博衆院議員、日本共産党の田村智子副委員長・参院議員、社民党の吉田忠智党首があいさつしました。

 「沖縄の事件は許せない」と駆け付けたという神奈川県秦野市の女性(70)は「安倍政権の強引に決めていく政治を見て家で黙っていられなかった。参院選は力を合わせて命を大切にする社会をつくっていきたい」。東京都世田谷区の女性(60)は「米軍基地の問題は日本全体の問題だと痛感しました。私たち一人ひとりに何ができるかが問われると思います。地域や職場などで伝えていく努力をしたい」と語りました。


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