2016年6月20日(月)
市民の力で選挙に勝とう
登壇次々 聴衆コール
市民連合・野党合同街宣
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19日、東京・有楽町イトシア前で行われた「安全保障法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」と野党党首の合同大街頭宣伝。野党党首の訴えのあと、市民が次々に登壇して、「市民の力で参院選に勝利しよう」と訴え、つめかけた聴衆が「選挙に行こうよ」「野党はがんばれ」とコールしました。
ミュージシャンの佐藤タイジさん、中田亮さん、沖野修也さんがそろって登壇。「選挙に行こう」とよびかける歌を披露し、熱い声援が送られました。
総がかり行動実行委員会の高田健さんは、安倍首相が「憲法を変える」といいながら、自民党の公約で憲法に触れた部分は、最後でわずかに書かれているだけだと告発。「これは、憲法改悪をやらないということではない」と指摘し、2013年の参院選や14年の総選挙で争点にしなかった秘密保護法や戦争法を強行したとして、「この夏のお化けにだまされてはいけない」と訴えました。
安保関連法に反対するママの会@埼玉の辻仁美さんは、「私の一票で、戦争しないことを未来につなぐことができる。大学に行くのに奨学金という多額な借金をかかえずにすむ国にできる。公約を守らず、その責任も持たず、新しい判断と居直る首相を変えることができる。私の一票は命を守る力を持っている」と話し、「野党で過半数をとる」と語りました。
公示日以降、「私はこの人に投票するとか、この人に投票してくださいとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で友だちに発信することができる」と語ったのは、SEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)の山本雅昭さん。「この選挙を市民で勝とう」と呼びかけました。
ティーンズソウルの福田龍紀さんは、18歳になったことにふれ、SNSで18歳の友だち30人ほどに「選挙に行く?」と聞いたら、「26人から返信が来て、当たり前のように『行くよ』といっていた」と紹介。「こういう行動は絶対にムダではない」と語り、「一人ひとりの行動は若者に伝わっている。どんどんがんばっていきましょう」と訴えました。