「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年6月17日(金)

党首討論の確保を

参院選公示後 4野党が申し入れ

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 日本共産党、民進党、社民党、生活の党の4野党は16日、参院選公示(22日)後の党首討論会について、国民・有権者に投票判断の材料を提供することが重要だとして、テレビを含めて機会を設けるよう、自民党に申し入れました。

 日本共産党の小池晃書記局長と民進・枝野幸男、社民・又市征治、生活・玉城デニーの各党幹事長の連名で、自民・谷垣禎一幹事長宛てに行いました。

 申し入れ書は、テレビ各局などの各党党首討論会が、参院選公示後は1回のみで、「その後投票日(7月10日)までの2週間、党首討論の機会が一度もないという異常事態となっています」と指摘。

 さらに、自民党総裁の安倍晋三首相の出席を6月19日〜25日の1週間に限定する旨が、テレビ各局に通知されていると伝えられていることについて、「国民・有権者の前で各党党首が揃(そろ)って政策等を議論し、投票判断の材料を提供することは何より重要な機会であり、民主主義の基本と言っても過言ではありません」「広く国民の前で討論する機会が無いことは、極めて問題です」と強調しています。

 そのうえで、「公示日後もさらなる党首討論の機会を設けるため」として、テレビ以外の場も含め、期間の縛りなく、自民党や安倍総裁に積極的な対応をとるよう要求。「(安倍首相の出席を限定するとして)テレビ各局に対して発した通告があるのであれば、これを撤回」すべきだと求めています。

自民が拒否回答

 申し入れに対し自民党は同日、「お受けできない」との回答を野党側に寄せました。首相の日程について「公務、選挙応援で多忙」であり、「決まっている以上にテレビ出演することは困難だ」としています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって