2016年6月16日(木)
沖縄に呼応 国会前でも大行動
実行委が会見 19日、全国32カ所で
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「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会は15日、衆院第2議員会館で記者会見し、「怒りと悲しみの沖縄県民大会に呼応する、いのちと平和のための6・19大行動」と全国で取り組まれる集会、デモについて説明しました。
大行動は、米軍属による女性暴行殺人事件に抗議する県民大会を開く沖縄に連帯し、19日午後2時から国会正門前を中心に行われます。犠牲となった女性に哀悼の意を表す1分間の沈黙の後、オール沖縄会議が発言。民進党、日本共産党、社民党、生活の党の国会議員があいさつします。全国32カ所で行動が組まれています。
国会包囲実行委員会の青木初子氏は「総がかり行動のみなさんとともに、大行動をできることはありがたい。ともに頑張っていきたい」と表明しました。
総がかり行動実行委員会の福山真劫(しんごう)氏は、大行動に民進党が参加するのは市民連合と4野党党首との政策合意に沖縄の課題が入ったからだと指摘。「何としても辺野古新基地建設阻止、基地縮小・撤去、日米地位協定改定を勝ち取りたい」と述べました。
同実行委の東森英男氏は、「沖縄県民の圧倒的な意思を無視し、憲法や地方自治に逆行する事態を、これからのたたかいで大きく変えていきたい」と語りました。