2016年6月14日(火)

熊本　被災者の声　国会に

あべ統一予定候補勝利　市民と野党一丸

くまみん大集会

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（写真）あべ氏（中央）の必勝へ、手をつないで参加者の声援に応える（前列左から）山尾、松野、吉良、福島、池田の各氏ら＝12日、熊本市中央区

　参院熊本選挙区（改選数１）で市民・野党統一予定候補、あべ広美氏＝無所属、新＝の必勝をめざす「熊本から民主主義を！　県民の会」（くまみん）は１２日、熊本市中央区の白川公園で「手をつなごう！　くまみん大集会」を開きました。

　あいにくの激しい雨にもかかわらず、３０００人近くが参加。シンボルカラーのオレンジのタオルを手に熱い声援を送りました。

　あべ予定候補は、昨年の戦争法強行にふれ、「前を向いて政治を変えようというみなさんの声で私も（立候補に）立ち上がることができた」と表明。熊本地震で自身も被災しながら、避難所を回って被災者から切実な声を託されたことを語り、「『助けて』の声をどうしても国会に持っていきたい。みんなで手をつないで必ず押し上げてほしい」と力を込めました。

　日本共産党の吉良よし子参院議員、民進党の山尾志桜里（しおり）、松野頼久両衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員、衆院北海道５区補選候補としてたたかった池田真紀さん、シールズの奥田愛基（あき）氏ら市民・野党の代表が駆け付け激励。「元の生活を取り戻す被災地の要求を、あべさんの勝利で実現させよう」（吉良氏）、「安倍政治から未来を守る」（山尾氏）、「大企業寄りの政治を変えなければ」（松野氏）、「オール熊本で、あべさんを国会に」（福島氏）と訴えました。