2016年6月6日(月)
安倍政権に決着つける
「学者の会」行動 40大学から600人集う
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安全保障関連法に反対する学者の会は5日、国会正門前の公園前で「全国大学有志の会総決起行動」を開催。40大学からの600人を超す参加者で会場はいっぱいになりました。
呼びかけ人の広渡清吾・前日本学術会議会長があいさつし、昨年の戦争法強行後も会の運動がさらに大きく広がったことを報告。「いよいよ安倍政権に決着をつけるときがきた」と参院選の重要性を訴えると拍手が起こりました。
続いて、早稲田大学有志の会が「私たちの市民運動は運動会のように楽しく」と語り、棒倒しの棒に例えて安倍政権を倒す決意を表明。「作成した5000枚のビラを各地に出向いて配布」(国立天文台関係者有志の会)、「県内5万人・県外4万1千人の避難者に補助を打ち切って帰郷を強要する政権はもうごめん」(福島県大学・短期大学研究者の会)、「全教員に安保法廃止署名を呼びかけたら、過半数が署名してくれた」(明星大学有志の会)、「大学人が連携して学生にも投票を呼びかけよう」(オール明治の会)と、発言が続きました。
シールズ琉球の元山仁士郎さん、シールズの寺田ともかさん、奥田愛基さんが連帯のあいさつ。元山さんが米軍属の女性遺体遺棄事件への痛憤を訴え「日本にとって沖縄ってなんだ」とコールすると、「沖縄ってなんだ」と大きなコールが返りました。