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2016年6月6日(月)

「総がかり大行動」国会正門前

3野党があいさつ

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(写真)総がかり大行動で並んでコールする(左から)社民・吉田党首、民進・枝野幹事長、共産・山下副委員長=5日、国会正門前

 5日、国会・霞が関周辺でおこなわれた「総がかり大行動」。国会正門前の特設ステージであいさつした民進党の枝野幸男幹事長、日本共産党の山下芳生副委員長、社民党の吉田忠智党首の3氏は、それぞれ、参院選32の1人区すべてで野党統一候補が実現したのは共闘を求める市民の力であることを強調しました。

 枝野氏は「勝たないといけない。憲法改悪という大争点を隠そうとする相手です。TPP(環太平洋連携協定)などで支え合い、助け合う社会と美しい国土を破壊する安倍自民党は保守でもなんでもないと訴えたい」と語りました。

 山下氏は「野党の共通政策の中身も前進しています。アベノミクスによる国民生活の破壊、格差と貧困拡大の是正などです。野合呼ばわりされるいわれはありません」と強調。香川選挙区で、たなべ健一野党統一候補(日本共産党公認)を擁立する共産党県委員会と民進党県連との間で「有権者の正しい理解を求めるために」調印した確認書を紹介しながら、「安倍政権を倒し、国民の声が届くまともな政治をご一緒につくっていきましょう」と訴えました。

 吉田氏は、安倍政権がすすめる政策には多くの国民が反対しながら、内閣支持率を保っていると指摘。「このねじれを1カ月間のたたかいで解消しよう」と呼びかけました。


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