2016年6月3日(金)
最終盤 大激戦の沖縄県議選
共産党7人の当選が全ての基地なくす力 小池書記局長が応援
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「米軍基地撤去を揺るがず訴えてきた日本共産党です。オール沖縄の翁長県政与党が過半数を確保するために、どうしても7人全員の当選が必要です」。大激戦のまま最終盤に入った沖縄県議選(5日投票)。日本共産党の小池晃書記局長は2日、県内を駆けめぐり、党7候補のうち、たまき武光(新、島尻・南城市区)、カヨウ宗儀(現、沖縄市区)、セナガ美佐雄(新、豊見城(とみぐすく)市区)、玉城ノブコ(現、糸満市区)各候補の応援に入りました。
小池氏は元米海兵隊員の軍属が20歳の女性の遺体を遺棄した事件に対する日米両政府の冷淡な態度を厳しく批判。「共産党の勝利でオール沖縄の揺るがぬ民意と、女性の無念の思いを両政府に突き付けよう」と訴えました。
地元・八重瀬町の港川漁港で、たまき候補は「この選挙区で翁長県政の与党は1人だけ。辺野古新基地を強行する安倍政権に対抗する知事を支えるために、私の勝利で与党県議を増やしてほしい」と呼びかけました。
事件の容疑者が勤務していた嘉手納基地に近い交差点で訴えたカヨウ候補は「6期県議を務めてきたが、今回ほど負けられない選挙はない。私を勝利させて東京に抗議に行かせてほしい」と決意を示しました。
小池氏は「翁長県政与党の大黒柱でもあるカヨウさんを何としても押し上げてほしい」と訴えました。
「ミサオ、ミサオ」のコールの中、豊見城市内で訴えたセナガ候補。「セナガと書く1票1票は、沖縄からすべての基地をなくせという意思表示です」と呼びかけました。
セナガ候補は、祖国復帰闘争の先頭に立ってきた故・瀬長亀次郎氏の孫です。小池氏は「カメさんの不屈の魂を受け継ぐセナガさんをぜひ県議会へ。豊見城で翁長県政を支えるオール沖縄の議席を増やして、自民党はいなくなってもらいましょう」と力を込めました。