2016年6月2日(木)
改選議員3氏の決意表明
参院選の比例予定候補として奮闘する日本共産党の改選議員3氏の、党議員団総会での決意表明(要旨)は以下の通りです。
歴史的なたたかいに挑む
市田忠義予定候補
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歴史の本流と逆流が真正面からぶつかり合う歴史的なたたかいに、候補者として挑める、これほど光栄な任務はありません。
もう一度挑戦をという要請を受け、迷わなかったといえばうそになります。ただ、逆風が吹いて、いくら頑張っても議席や得票に結びつかない時代がありました。それでもわれわれは、「道理ある主張は必ず多くの国民の心をとらえる」と不動の確信を持って、不屈にお互いに頑張りぬきました。この間「今ほど頑張りがいがあるときはない」と言い続けてきた私が、もう高齢だからと断るわけにはいきません。
野党統一候補の全員の勝利と、日本共産党支持の大波をつくりだす先頭に立つことを決意して、ごあいさつといたします。
劇的な情勢の変化を実感
田村智子予定候補
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今日、委員会や本会議が終わった後、野党統一候補となった民進党の現職の議員の何人かと「戻ってこようね」と固く握手を交わしました。思わず「勝たせますから」という言葉が口をついて出たんです。他党の議員と同志的な握手を交わすというのは、劇的な情勢の変化を感じます。野党の勝利を勝ち取らなければならないと覚悟を固めています。
厚生労働委員会、文教科学委員会などで論戦をがむしゃらにやってきた6年間でしたが、議席の躍進で論戦の中身を深いものにできることも学びました。もっともっと質問時間がほしい。若い力も迎え入れ、もっと影響力をもつ議員団になりたい。9人の比例候補が駆け上がり、選挙区で多くの仲間を迎え入れるため全力で頑張ります。
税の怒り充満 改革訴える
大門みきし予定候補
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小泉構造改革から十数年、経済論戦の先頭に立たせていただき、「経済論戦の第一人者」と過分なほめ言葉をいただいておりますが、その通りでございます。(笑い)
タックスヘイブン(租税回避地)の問題を国会でいち早く取り上げました。
自民党政権は「税金をかけると(企業が)海外に逃げる」と言ってきたんですが、何の心配もいらないんです。すでに海外に逃げている。追いかけてつかまえることがいま大事です。参院選では、税への怒りが充満していますので、課税逃れを許さない、税金のとり方、使い方を変える改革を訴えていきたい。
必ず国会に戻って、アベノミクスを葬り去るために頑張りたいと思います。