2016年6月2日(木)
野党共同で強権に対峙
不信任決議案 穀田氏が強調
BS番組
日本共産党の穀田恵二国対委員長は5月31日放送のBSフジ番組「プライムニュース」に出演し、同日に採決された安倍内閣不信任決議案、選挙での野党共闘について発言しました。
穀田氏は内閣不信任案の提出について、安倍政権の立憲主義と平和主義を否定する姿勢、貧困と格差の拡大などの経済政策の失敗、国民の声に耳を傾けない強権的な姿勢に対して「野党4党が共同して対峙(たいじ)したということが大事です」と強調しました。
穀田氏は、参院選の32の1人区で野党候補の一本化ができたことについて「一つひとつ困難を乗り越えて、『野党は共闘』の市民の声に応えた成果です。与党に対して野党がまとまり、さらに市民運動が後押しをする新しい挑戦をしています。安倍政権ノーの国民の声を集めることで政治を変えることをめざしたい」と述べました。ともに出演した民進党の辻元清美衆院議員は「(野党候補の一本化について)共産党は本当に、すごく頑張ったと思う」と語りました。
田崎史郎時事通信社特別解説委員は「32選挙区をよくまとめたと思います。これはおそらく結果に結び付くと思います」と述べました。