2016年6月1日(水)
32すべての参院選1人区で野党一本化を実現
「勝利のため全力」
志位委員長が表明
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日本共産党の志位和夫委員長は31日、国会内で記者会見し、参院佐賀選挙区(改選1)で、市民連合と協定を結び、民進党公認の中村哲治元参院議員を支持することが確認され、日本共産党は、かみむら泰稔予定候補の立候補を取り下げて比例区にすることを報告しました。
志位氏は、佐賀選挙区での野党候補一本化によって、「全国32の(改選)1人区のすべてで野党統一候補が実現したことになります。これは画期的な前進です」と強調。「選挙戦はスタートラインに立ったばかりです。これからのたたかいで必ず勝ちたい。勝つためには、野党4党が本気になって結束し、市民の方々とスクラムを組んでがんばりぬくことが必要になってきます」と述べました。
志位氏は、「政策面でも、安保法制の問題では、すでに太い一致がありますが、それ以外の問題でも、中央段階でも、地方段階でも共通政策を豊かなものにしていく努力が必要です。その努力も行っていきたい。32のすべてで、党として勝つために必要なことはなんでもやるという立場でがんばりたい」と表明しました。