2016年5月29日(日)
沖縄県議選 県政支える共産7議席を
翁長知事・イハ氏・笠井氏が応援
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大激戦の沖縄県議選(6月5日投票)で日本共産党の街頭演説が28日、各地で行われました。翁長県政の与党過半数を必ず確保するため、共産党の議席を何としても7議席に伸ばそうと翁長雄志知事、笠井亮衆院議員、参院選沖縄選挙区のイハ洋一予定候補が応援に駆け付けました。同じ場所で他党の候補も入れ替わりで演説を行うなど、選挙戦は激しさを増しています。
定数2の糸満市区で3期目を目指す玉城ノブコ候補の応援に立った翁長知事は「県議選で与党過半数をめぐって厳しい選挙が続いている。とくに糸満が厳しい、という声を受けています。玉城さんが当選すれば過半数につながり、辺野古新基地は造らせない、オスプレイ配備撤回の思いを実現できる。命がけの支援で玉城さん、当選させてほしい」と気迫を込めました。
笠井氏は、うるま市で発生した米軍属による女性遺体遺棄事件にふれ、「県民がこれだけ怒っているのに、オバマ大統領は謝罪もしない、安倍首相は辺野古新基地が『唯一の解決策』だと言う」と両政府の姿勢を厳しく批判。「いちばんの再発防止策は、沖縄にある基地をすべて撤去することです。まして辺野古に新基地建設などとんでもない。この声をしっかり受け止めてがんばる日本共産党にお力をお寄せください」と呼びかけました。
7月の参院選沖縄選挙区で「オール沖縄」を代表するイハ予定候補は「全国の参院選1人区で野党共闘が実現しました。その先頭に立つのが沖縄です。ぜひ、私を勝利させてほしい」と訴えました。
玉城候補は「若い女性の誇りと尊厳を守ってやれなかった。もうがまんの限界です。沖縄から全ての基地を撤去させるためがんばります」と決意をのべました。