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2016年5月28日(土)

消費税増税で首相

判断、「参院選前に」

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 安倍晋三首相は27日、主要7カ国首脳会議閉幕後の記者会見で、2017年4月に予定する消費税増税について「消費税率引き上げの是非も含めて検討し、夏の参院選前に明らかにしたい」と表明しました。

 消費税率10%への引き上げについて、これまで安倍首相は、2008年のリーマン・ショック級の世界経済危機が起きない限り、予定通り実施するとしてきました。

 記者会見で安倍首相は、新興国経済の落ち込みなどをあげて、世界経済が「危機に陥るリスク」を強調。日本経済低迷の原因である14年4月の消費税率8%への引き上げなど「アベノミクス」(安倍政権の経済政策)失敗の責任を世界経済に転嫁しました。首相は「アベノミクスは失敗していない」と言い張り、「アベノミクスを世界に展開していく」とも発言。大企業本位の経済政策を推進する考え方を展開しました。


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