「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年5月27日(金)

ヘイトデモ不許可を

川崎 市民団体が警察に要請

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)警察職員(右端)に要請書を渡す崔(右から3人目)、関田(同4人目)両氏と有田、畑野両国会議員ら参加者=26日、川崎警察署前

 川崎市川崎区でヘイトスピーチ(差別扇動行為)が再び行われようとしている問題で26日、「『ヘイト・スピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は、川崎警察署(同区)に対し、デモ申請を認めないことなどを要請しました。

 日本共産党の畑野君枝衆院議員、民進党の有田芳生参院議員、両党の県議、市議と、共産党の椎葉かずゆき参院比例予定候補が同行しました。

 国会では24日、「不当な差別的言動は許されない」を趣旨とする反ヘイトスピーチ法が成立。他方、ヘイトスピーチの主催者は、6月5日に「川崎発!日本浄化デモ第三弾!」を行うと告知しました。

 要請書は、今回のデモ告知は「悪意に満ち、法も秩序も無視した許されざる行為」だと批判しています。

 要請後、各氏が取材に応じ、警察側は申請を許可しない可能性もあると述べたと説明しました。

 畑野議員は「今回の法の趣旨を踏まえ、他の法とあわせて厳正に取り組んでほしい」と述べ、有田議員は「世論を高めて不法行為を止めなければならない」と強調しました。

 在日韓国人3世の女性が「ヘイトスピーチを二度と子どもたちに聞かせたくない。助けてください」と訴えたのに対し、警察側は「趣旨は理解します。適正に対処したい」と答えたと報告。関田寛雄代表(青山学院大学名誉教授)は「言葉の暴力は魂に傷を残す。警察には、法律の心に従って道義的判断のもと対処していただきたい」と述べました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって