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2016年5月27日(金)

「辺野古唯一」を批判

日米首脳会談に翁長知事

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 沖縄県の翁長雄志知事は26日、日米首脳会談について、「日米地位協定の不平等性も含め、オバマ大統領と会わせてもらう機会をつくっていただきたいと申し上げたが、かなわなかった」とし、基地の中に過ごしている県民の思いが伝わらない会談に終わったと述べました。県庁で記者団の質問に答えました。

 安倍首相がオバマ大統領に「辺野古が唯一の解決策」であることに変わりはないと発言したことについて、元米海兵隊員による事件にふれ、「基地問題で、ああいう状況になった中で、辺野古唯一などということを日本のトップが米国のトップに話すこと自体が沖縄の民意を含め、県民に寄り添うということに何ら関心がないということが見透かされる」と厳しい見方を示しました。

 政府が関係府省庁の局長級による「沖縄県における犯罪抑止対策推進チーム」を新たに設けたことについて「どのようなものか承知していないが、県民が求めている米軍人、軍属等の犯罪防止につながるのであれば参加をしていきたい」と述べたうえで、「取り組むからには、しっかりと対応してもらわないとかえって複雑になるのではないか」と懸念を述べました。


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