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2016年5月26日(木)

実弾発射 防衛省に抗議

北海道陸自訓練で紙・畠山議員

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(写真)防衛省担当者をただす(左から)紙智子参院議員、畠山和也衆院議員=25日、衆院第2議員会館

 日本共産党の紙智子参院議員、畠山和也衆院議員は25日、北海道河東郡鹿追町の陸上自衛隊然別(しかりべつ)演習場で23日に発生した訓練中の実弾発射事案について、防衛省に厳しく抗議するとともに、空包を使用すべき訓練で実弾が使用された経緯、原因の究明、発射された実弾の行方(演習場外着弾の有無)、再発防止対策等について早急に明らかにし、報告するよう求めました。

 同省は、訓練は空包を使用し、車列を襲撃する側と援護する側の二手に分かれて実施したもので、年1回程度行われていると説明。ところが今回は9人の隊員が79発の実弾を発射し、隊員2人が軽傷を負いました。

 同省は、経過や原因について調査中と説明。紙氏は「空包を使った訓練といいながら79発もの実弾が発射されるという、あってはならない事態。なぜこのようなことが起きたのか、弾薬の準備から実弾の発射に至るまでの一連の経緯を明らかにすべき」だと指摘。畠山氏は「現場は通常実弾射撃訓練を行わない場所にもかかわらず、79発も実弾が発射されたことは、空包と実弾とを誤って使用したなどという説明では到底納得できない。原因を徹底的に究明し、再発防止を徹底すべき」だと厳しくただしました。


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