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2016年5月24日(火)

熊本地震被災者支援 陶器・野菜を配布

共同センター熊本県商連

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(写真)支援の野菜を受け取る人たち=22日、熊本市

 熊本県商工団体連合会は23日、熊本市中央区で、熊本地震被災者支援・無料「陶器市」を開きました。24日まで。

 会場には美濃焼や織部焼の器などが並べられ、訪れた人たちは熱心に選んでいました。40歳の女性は「余震も続いているし、新しい食器を買うかどうか迷っていたところだったので助かります」と話しました。 陶器は、岐阜県商連が110個のケースと30箱の段ボールに詰め、2トントラックで半日かけて運んだもの。

 陶都民商(岐阜県土岐市)の小阪裕治事務局長は「陶器は地震後すぐに関連の業者さんに提供を呼びかけ、寄せられたものです。5人で来たのでボランティアにも参加します」と話しました。

 熊本県労連や民医連、新日本婦人の会、農民連、日本共産党などでつくる「熊本地震」被災支援共同センターは22日夕、熊本市中央区で生鮮野菜の無料配布を行いました。

 地域貢献の一環として開いたもので、被災者へチラシを配ったりして呼びかけました。

 全国の農民連から寄せられた大根100キロ、玉ねぎ18キロ、ホウレンソウ100束などを配りました。屋根瓦が落ちるなどの被害を受けた女性(72)は「自宅の修復などで出費は増えるばかり。日々の生活に欠かせないものの提供はありがたい」と話しました。

 参加した福岡自治労連の懸谷一書記長は「喜ぶ顔をみて、うれしくなりました。地域の人たちと復興について話し合うきっかけになればいいですね」と話しました。(角政美通信員)


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