2016年5月20日(金)
ストップ 患者負担増
保団連が署名提出集会
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全国保険医団体連合会(保団連)は19日、国会内で「ストップ! 患者負担増」署名提出集会を開き、全国から医師、歯科医師ら150人が参加しました。
経済的な理由で必要な受診ができない人が増加しているもとで、参院選挙後には新たな患者負担増と具体化が狙われています。
保団連は3月から、▽受診のたびに100〜500円を窓口負担に上乗せしない▽75歳以上の窓口負担を2倍にしない▽70歳以上の患者負担限度額を引き上げない―など、さらなる患者負担増計画の中止を求める請願署名にとりくみ、同日、7万1395人分を提出しました。
住江憲勇会長のあいさつに続いて、武村義人副会長が「政府が進める患者負担増計画を国民に知らせていくことが重要です。30万の目標に向け、対話と署名をいっそう広げよう」と呼びかけました。
静岡の歯科医師が、国保料が高く受診遅れがおきているなか、静岡市で10年来、署名活動を続け、昨年、今年と国保料の引き下げを実現したと報告しました。
「子どもの医療費無料制度を国に求める全国ネットワーク」の女性たちが「医療費無料化はどこでも切実な願い」と、熊本などの運動を報告しました。
日本共産党、民進党などの国会議員が署名を受け取りました。共産党の田村智子参院議員、高橋千鶴子、梅村さえこ、斉藤和子、畠山和也、堀内照文、真島省三の各衆院議員があいさつしました。